2011/11/04

怒り新党(パクリ)

水族館水槽の掃除をしていると背筋がゾッっとした。

「フランジが折れてる!」

アクリル水槽は盤面がガラスよりも柔らかいので縦横無尽に補強が付いているのですが、水圧での広がる力に耐えるための上面の帯がバキッっと折れている、その姿はまるでプリッツのCMのようだ。0.5tクラスのアクリル水槽の補強はこれでもかというくらい強固にできている(照明のジャマだとか言っちゃいけませんよ)のに折れるなんて、よほど俺の水槽台施工が粗悪でねじれのような負荷が水槽にかかっていたんだろう…あ~、どうしよう。といっても崩壊して水浸しになるのは俺の店じゃないし、壊れたところで超出費ボランティアも卒業できるかも?など、悶々としながら作業を終えて最後に水槽を眺めていると、折れた補強の下の水槽台の扉に靴の跡が残っている。想像したくはないが、水槽に両手をかけてぶら下がるような事をしたクソガ…いや、お子様がいらっしゃったようだ。
はぁ~、なんてこった。水槽を身近に感じてもらおうとなるべく露出した施工がアダになってしまったらしい、今となっては原因は断定できないけどどちらにしても俺が施工した水槽なんだから俺の責任だ。次回訪問で補修するまでなんとか持ちこたえてほしい。

この場を借りて警告しますが、現状態で変な力を加えると次はマジで割れます、でも変な事をしなければ何もおきません。ケガしたからといって水族館の管理責任…というのはナンセンスであります。子供のモラルに対する躾の責任は親にあると思いますよ、俺も2児の父親としてね。