2012/06/23

心眼

ここは歌舞伎町の交番か!?ってぐらい電話がなりっぱなしでした。その内容の8割が病気相談で、この季節の変わり目ってのが原因なのか、それとも私の販売した魚が悪いのか?とにかく持てる知識をフル活用して対応させていただきました。

医学の中でも魚病学ってのは難易度の高い方だと思います、魚は「はい」も「いいえ」も言えないし鳴きもしない、明らかに痛そうな素振りもないので頼りになるのは観察力と洞察力。さらに水の中は空気中に比べ比較にならない量の病原菌がいるのでちょっとした事で発病して感染するし、人間だったら10日も下痢でのたうち回るような病原菌がウヨウヨいる中で表皮の粘膜1枚のところで耐えているという状況…過酷だと思います。

病は気からは魚も同じです、実際に水槽水量と飼育数に余裕をもった環境では魚はほとんど病気になりません「いつも病気で失敗する」と責任を魚に押し付ける前に、自身の飼育スタイルを見直すもの良いかと思います。

当店でお買い上げの生体はいつでも無料で病気治療いたします。