2012/10/30

車を運転しながら「のんある気分」を飲むのはちょっとドキドキする

朝早く生体の搬入作業のために店の駐車場をウロついていると何やら異臭がする…、なんと駐車場の真ん中に糞が奉納されているではないか!?昨日の臨時休業の間に何が起こったのかは知らないが朝から非常に不愉快&ホースを伸ばして面倒な掃除作業をやるハメになった。ありがちな話では「ウン」が付いたから良い事があるなんて言われるが、それはただその時のとっさの慰めなだけのでっち上げであり、他にも若い頃からの老け顔なら将来老けるのが遅いとか、若ハゲは将来ハゲないなんて何の根拠も無いし、事実当人が偽りを実証しているのだからなおさらだ。さて、まさか人糞ではないと思うが犬のモノであるならばなぜに飼い主は始末しないのであろうか?ウンコぐらい始末できないのであれば最初から犬なんざ飼う資格はないと思うのだがどうだろうか?

再三書いてきたと思うが、アクアリウムは難易度が高い趣味である。私が店頭で管理方法を説明する時に「海水魚は難しくはない」と言うのは、それまで培ってきた私の技術を目の前でお伝えできるからであって、何も知らないゼロから自己流で始めるのであれば最初からトラブル無く維持するのは不可能に近い。 さらに水草を挑戦したいという人にはほぼ例外なく「手間がかかるからお勧めしない」と説明してきたはず。アクアリウムに限らず生き物を飼うという事に関して「簡単」という言葉は命を敬うという意味でも使ってはならない言葉だと思っている。

残念ながら最近はあらゆる商品やキャチコピーに「簡単・かんたん・カンタン」の言葉が羅列しています、はっきり申し上げるとそのようなコピーの商品は恥ずかしくて売る気にはなれなせん、命を守るべきこの業界がそんな事をしていて何とも思わないのでしょうか?アクアリウムは真剣勝負、こっちも死ぬ気で取り組まなければ相手も命の輝きは魅せてくれません、何をやっても上手くいかない理由は生体でも道具でもなく100%あなたに原因があります。それは俺でも同じことです、それがアクアリウムの醍醐味なんです。