2014/04/16

手間を省こうと考えた時点で仕事として成立していない

家に置いてあった紙に「新水族館17年開業を目指して…」みたいな事が載っていました。それが本当かどうかは知りませんが、水漏れ厳禁の施設をそんな短期間に作って良いのかどうか?それと同時に私のボランティア任期も長くてあと3年という事になります。
さらにさらに、今手掛けている水槽も長くてあと3年で解体って事ですね。私の水景維持で3年なんてボヘミアン氏の正月休み程度にしか感じませんが、最後のその日まで全て私にお任せください。

計画書を読む限り新水族館に私の水槽が置かれる可能性はゼロに近いので、今のうちに公言したことを実行しておきます。石組の水槽にリシアを投入しました、メーカー様の研修でいかに手間をかけずにメンテ業務をこなすか?というような話が度々ありましたので、一番面倒くさいリシアを入れてやります。店の120Hで増えたリシアを塊ごともって行き、適度なサイズにぶった切ったステンレスの網で押さえてやります。繊細な配置をするならリシアストーンなのですが、あれは長期的な維持に適していないように思えるので今回は使いませんでした。メッシュを使ったリシアの配置は不自然になりやすいと教えられましたが、メッシュをシリアストーン程度の大きさに裁断して補修してゆく事により、今後不自然さをカバーしてゆくつもりです。

3ヶ月ほど経過してようやく水の黄ばみも目立たなくなり、私の気配が水槽に感じられるようになってきました。この2本の水槽維持は無償作業ゆえ、私を支えてくれている皆様が支えているのと同じです。入館してしまった人達に少しでも楽しんでいただくため、これからもお力添えよろしくお願いいまします。

作業が終る頃には昼になっていて、がんばった自分に美味い物でも食わせてやろうとミンチョでたんぽぽ様に向けて走っていましたが、三和区に向かう途中で定休日だと気付いてUターン。盛り上がったラーメンモードをどうやって押さえようか?…帰ってビールやっつけました。