2014/05/31

全盛期はスペリア60を数本売ったらしい

セブンスカップ2連覇チャンピオンより「やるなら早めに告知してくださいね」というリクエストをいただきました。それはつまり「やるならやる」と受け止めていいんですよね、では告知します。
周知の通り6月は勝手にセブンスカップ長岡、そして7月は勝手にセブンスカップ群馬、さらに8月は勝手にセブンスカップ仙台というセブンスカップセカンド前哨戦3連戦がありますので、本選は秋という事になります。…なります。

日本海側初のホームセンターとして創業した「日曜大工まつもと」様が38年の歴史に幕を閉じると新聞などに報じられたのは数日前、私もプライベートで利用したり仕事上でも少しお付き合いがあったのでショックを受けました。何よりも経営者として近隣に大型店ができたにも関わらずしぶとく生き抜くストイックなイキザマに勇気をもらっていたのでありました。
今日まで閉店セールを行っているという事で、(ADA取扱店でもあった)老舗の去り際の姿も経営者として見ておくべきだろうと行ってみました。
すでに商品が無くなった陳列台が並んでいる様子は閑散としていて、それでも何か残っている商品を安く買い求めようとしているお客でごった返していて、その人達の商品の扱い方が酷かった。パッケージは平気で開けてるし、不要と思えば全く違う棚に捨てるように置いてゆく、もはや略奪されている無法地帯のような雰囲気で、今まで商品に華を添えていた手書きのPOPも床に落ちて踏まれている…どうなのかな?そういうの。
そして破格とはいえ「それ絶対必要ないでしょ?」というような物まで買い込んでいる人達、このご時世なのに人々にそこまでの物欲があるとは思いませんでした。

実際にはわかりませんけど閉店の理由は近くに出来た大型店の影響というのが世間の見方です、そして資金力で進出してくる後発の店舗のやり方があまりにもえげつない。商売は常に凌ぎを削る戦いだし、この先何が起こっても不思議ではないのはセブンスも同じですが、後から資金力を武器にして店作るような所がちゃんとそれまで地元を支えてきた文化や店の個性を逆に引き出してあげるような進出の仕方をしてくればすごくカッコイイと思うのに、相手を潰すことしか考えていない上にテレビCMで社長が「いらっしゃいませ」とかニヤニヤしながら言ってるのが妙に腹立たしい。

あぁ…でもそれは38年前にも同じような事が起こっていたのかもしれないな、その頃にもっと小規模な金物店とかが店を閉めたのだと思えばそれが商売の歴史なのかもしれません。食物連鎖と同じですな。