2018/12/17

魅惑のゴミ袋収納術


「最新のIT技術を取り入れた」というアピールポイントがすでにダサく感じてきている私が定休日前のシメの作文を書くとしましょう。

「どこが?」と言われても全く反論できませんが、改装作業は順調に進行しております。周囲よりも色使いのトーンを落としたので、店内でもここだけ「空気」が違うようで面白いですね。

水槽で使う照明器具はポーランドの首都ワルシャワから旅立ったようです。ただし、同時にドイツでもヴィンテージランプの捜索が進行中で、良い物をゲットできたらどちらか雰囲気の合う方を採用するという贅沢な話になってきました。

そしてゾクゾクするようなヴィンテージドアノブが先日ベルリンを旅立ったという一報が!ついに夢のドイツルート開通!これで日本のショップを介さずに直接手に入れる事ができます。慣れない英語メールを何度もやり取りした苦労が報われました(ドイツ語じゃなかったのが唯一の救い)。

送料を含めれば日本のショップで買うよりちょっと安い程度なんですが、ショップを介すという事はその店のオーナーさんの好みの物しか来ないわけで、直接だとその選択肢が大幅に広がるのです、そこが魅力。

上越地区でここまで東欧ルートに強い雑貨屋は無いんじゃないかなぁ?アメリカとイタリアはあるんだけど。あ、でもウチは熱帯魚屋だけどね。

残念ですが古物商資格のないセブンスではこれらを販売する事ができませんし、それにこんな錆びて腐りかけた照明器具を3万も出して買うやつが上越にいるか?っての。

水槽なんかに使うから面白いんだよね、それが小洒落たリビングのテーブルの上にぶら下がってても嫌味なだけなんだよなぁ。「よく分からないけど、何故か良い」それがちょうどいいんじゃない?今は。

世の中はそろそろ派手さやインパクトだけの薄っぺらい演出に飽きてくる頃だと思うから、心に染み込むような渋さみたいな感覚を提供できたら嬉しいよね。