2013/09/19

「どうぶつの森」も購入から1日も休まず続けている俺にとって熱帯魚屋はまさに天職

雪解けの頃に巨大な金魚水槽を熱帯魚仕様に変えた池の平の施設、半年に1度掃除と点検をする約束になっているので行くことにした。さて、この施設の仕事は曰く付きというかいろんな事が起こる、まだミンチョのマフラーがムリヤリ溶接して付けたフィッシュテールだった頃、坂道を登ることができずに約2kmの道のりを汗だくでバイクを押して登った惨事があった。それ以来ずっと車で行っていたのだが、今日に限ってミンチョしか乗り物がなく、バケツとホースを積んで仕方なく出発。あの事件の後にフィッシュテールが根元から折れてノーマルに戻したので、善光寺へ行ける程度にはトルクは回復しているのだが、いかんせんスキー場周辺の登坂角度は尋常ではないので心の準備だけはしておいた。

国道18号を赤倉温泉方面に右折した直後から始まる強烈な登坂道、トップスピードはグングン落ちるものの、ある程度のところで踏みとどまるヤマハの50ccバーチカル2ストローク!「イケる!これならイケるぞミンチョ!」極限の前傾ポジション時速15kmの爆走で過去の屈辱を払拭した我がミンチョは見事にいもり池の近くにある目的地に到達した(やっぱりノーマルは優秀だ)。

さて、半年間足し水だけの2m水槽がどうなっていたかというとコケひとつ生えていないバツグンのコンディションでした。草も地味ながら着実に生長しているようで、今までカボンバですら枯れると悩んでいたそうなのでこれもクリア、これは全て私の想定内(それ以上か?)であり、金魚時代にいろいろあった雪辱を果たしたのでありました(そもそも俺は熱帯魚屋なのだ!)。

フィルターの目詰まりもなく、これから冬を迎えるにあたりヒーターのチェックも完了。私が水槽に手を入れるとメンテナンス料が発生してしてしまうので、これだけの状況なら余計な費用をかけるべきではないと判断し、滞在10分で仕事は終了。往復2時間かけてこの内容では完全に赤字ではありますが、クライアント様の水槽でトラブルが起こるよりは100倍マシです。

せっかくこっちに来たのですからお客様におすすめいただいたラーメンセットを食おうと行ってみれば定休日、ならばと有名になったとん汁の店で高価な昼食をいただき、その後は地元の老舗玩具店で売れ残りのミニ四駆パーツを物色して帰りました。

バイクも、水槽も、とん汁も、余計な事をしない「ノーマル」が一番優秀なんです、そんなことは百も承知なんですが、何故かミニ四駆だけは逸脱したくなる…次はとびきりカワイイやつを考えてますが、これがまた高額絶版品の危険な世界なのでございます。