2014/09/18

オートバイは男を強くする(実例)

メカニックのお兄さんには「長野行くならミントの方がマシです」と言われていました、でもミントは善光寺まで行ったし、ワーゲンは論外。じゃハーレーか?でも今年はほとんど乗らないと思ったから保険に入ってないんだよなぁ。でもせっかくカスタムしたので安全運転前提でハーレーを選択。久々に乗ったけど重いし、早くて怖い、癖でどうしても道路の端を走ってしまう。

行き先の方角の空はドンヨリとした怪しい雲が立ち込めていたので念のためバックレストに雨具を縛り付けて朝8時すぎに出発。最初の目的地である池の平の施設直前で小雨が降ってきやがった、雨宿り代わりに1時間ほど水槽の掃除をして時間は10時半、雨は降っていないけどまだまだ怪しい空ゆえ雨具を着て今度は長野市に向けて出発、池の平の前からそうだったけど今日は寒いよ、まだ9月中旬なのに10月終わりぐらいの寒さだったよ。防寒の意味でも雨具持ってきて正解だった。

長野市内に入る頃には天気も回復し、久しぶりのツーリングを楽しみたいところだったのだが、バイクから「キャッ!キャッ!」という金属が擦れるいや~な音が鳴るようになってきた、一度住宅街に逃げ込んで部品にガタつきがないか調べてみたけど原因は分からず…「まいったなぁ、さすがにこんな所じゃ引き上げも頼めないし、電話で相談しても原因なんか分からないだろうしなぁ」仕方ないのでそのまま走り出すとフロントタイヤの回る周期に応じて音が鳴ってるのでぶっ壊れたところで大事には至らないと信じて予定していた店を回ったのだが、長野駅近くまで来た頃にはかなりの音量で「キャキャッ!」と鳴るようになってしまい、音がビル街に反響して恥ずかしいったりゃありゃしない。

恥ずかしさもさることながら、さすがにバイク自体もヤバそうなので仕方なく引き返すことにした。本来の最終目的は最近意識しているデザイン事務所がプロデュースしたカフェに行きたかったのだけども仕方ない。最短距離で上越を目指して走っていると中郷辺りでスピードメーターが動かなくなった、と同時に音も消えた。そういえば能登半島に行ったときもメーターが動かなくなった、たぶん俺のバイクのウィークポイントなんだ、音の原因もこれ関係の部品が擦れていたんだろう。こんな事ならカフェも強行できたかもしれないけど旧車乗りなら正しい判断だった(と思っておく)。

たしかにハーレーは他に例えることのできない良さがあるのだけども………片道100kmぐらいなら原付で十分だよ。