2018/11/17

新レインボータワーは木造で

古民家再生で有名になったドイツ人建築家のカールベンクスさんの話が聞けるという事でオーレンプラザへ行ってまいりました。何と言っても現在個人的に超ドイツブーム到来中で、しかも本場の建築の話が聞けるなんて幸運極まりなし!迷わず参加を決めました。

ホールには200人近い人が来ていましたが、この中で本気で建築に興味がある人は何割いるのだろう?というような雰囲気でしたが、古民家を民宿にしたりする話でもあるので、もしかすると山に廃屋を所有している人とかもいるんでしょう。

ご本人登場の後、冒頭「モダン」とか「コルビジェ」なんていうワードが飛び交ってキタか!?と思ったのですが、やっぱりカールおじさんは茅葺き屋根がお好きなようで、その後はドイツでも日本でも木造茅葺きの話で持ちきり…個人的には鉄筋RC派でしたので、カツ丼屋に行って「今日はカツ終わっちゃいましたけど、カレーならありますよ」と言われたような気持ちになってしまいました。

茅葺き業界じゃ神様みたいな人のはずですよ、だから上越で講演会をするってだけでもスゴい事だと思うんですけどね。でもRC派からすれば単なる茅葺きマニヤのおじさんなんですなぁ。

ちょうど建築の話になりましたけど、上越って「建物だけは素晴らしい」という公共施設がけっこうあります。「だけ」って事は中身が残念だって話なんですけど、逆ならカッコ良かったんですけどね「建物はボロいけど中身はスゴい」みたいな。

見栄を張らずに身の程に合った暮らしが一番という教訓ですね。