2013/06/27

セブンスグルメリポート カレー編

私は気が進まなかったのですが、妻に「食べてみる価値あるから!」と連れられて(地元の人なら確実に知ってる)怪しげな本格インドカレーの店へ行ってきました。元ラーメン店の店舗を最小限の改装作業で作られた内部は言葉のわからない音楽が流れ、名前も知らない(たぶん)インド人女性や曼荼羅のような「いかにも」ソレらしいポスターが壁中に貼られておりました。日本でありながら、しかも家から5分という距離なのに席に座ったと同時に感じるこの完全アウェーな感じ、知らない土地へ一人旅をしているような寂しさが何故かこみ上げてくるのでありました。

店員さんは全員(たぶん)インドの人。カタコトの日本語で最低限の事しか話さないけれど注文とかはまったく問題なし、初戦ということで無難にチキンカレーとエビカレーを頼んだ。じっくりと10分ほど待ったであろうか、出てきたのはジャイアント馬場の足のサイズなんてもんじゃない、40cmを越えるサイズの自家製特大ナン!(←しかもおかわり自由!)まずは何もつけずにナンだけ食べるとフワフワかつ、裏面はクリスピー、コレだけでも十分に食える、そして出てきたカレーにたっぷり浸してかぶりつけばそこはもうタージマハ~ルかっ!?ってぐらいウマイ!たぶんこのカレーは相当日本人向けにアレンジしてあるのだろう、独特なな香辛料臭さもなく、まったく違和感を感じないがその国を感じることができる絶妙なさじ加減である。

俺の好みで言えばやはり王道のチキンカレー、次回があるならもう少し辛くしてもらうといいかもしれない。ジャイアント馬場を2枚食べて大満足、支払い金額を指差しアクションで伝えるような店員さんだったが、その素敵な笑顔で許す。

パスポート不要の日本で味わえる異国文化、旅に出る時間がない俺にとってはこういうのってアリなのかもしれない、ならば次はどこの国へ行こうか?