2014/01/14

氷点下を「本当に」SCHWINNが走る

自宅で昼食を済ませて、今日は車が無いので徒歩で出勤。歩き始めてしばらくすると目の前の雪道を郵政カブが走り抜けて行った…

 「カブが走れて、チャリが走れないわけがない!」

迷わず振り返って家に戻り、サドルの上に積もった雪を払い落とし、そして家族に見つからないようにコッソリとチャリで出勤した。

夜7時、格納庫の鍵をかけると外は空気までもが凍りついた世界になっていた。昼間に融けた雪が凍って路面は氷で覆われている。 そんな道を車が慎重にゆっくりと走っていた。
「ついにこの時が来たぜ。」車のいないタイミングを見計らっていつも通りの速度で走り始める!光る路面の上を音も無くチャリで疾走する感覚は、鋭利なエッジの上を綱渡りしているようなスリルに満ちている!
そして家にたどり着く直前、俺は雲の上にいた。道路よりも低い水田の表面に霧が広がり仄かな月明かりに照らされている、そんな中を走る俺はまるで雲海の上を滑空する飛行機のようだった。

良い子はマネしないでください。