血の惨劇から一週間、多くの方々をお騒がせした私の右手首の抜糸の日を迎えました。明日からやっとまともに仕事が出来る上に、娘が学校で「お父さん手首切ったんだ」などという重大な誤解を招く発言をされることもなくなります(やっぱりねと思った人も多かろう)。
診察室に入ってすぐに先生から一言「明日からやっと手濡らせますよ」、ですよねぇいやぁ~、一週間大変でしたよ。早いとこ糸切っちゃってください。Do!aquaのカーブハサミみたいなのでパチパチっと黒い糸を切り、やっぱりDo!aquaみたいなピンセットで糸を抜く時のチクチクとするその痛みよりも解放される喜びの方が遥かに大きい「はい、とれましたよ~」と、傷口を二人で眺める…
……。
……(俺:これってまだ口開いてるよな?)。
………。
「はい、何かあったらまた来てくださいね」
いやもう何か起こってますから!(その沈黙はなんだよ?)
またしても俺の内心を探られたのか先生はそそくさと隣の診察室に行ってしまいました。で、残された看護士さんと顔を見合わせ…
「これってまだダメですよね?」
「はい、ダメですねぇ…」
というわけでイソジンを塗って再び私の手には防水シートが貼られております、私の見解では「縫わなきゃいけない大ケガから、転んだ直後の擦り傷」に変ったような感じです。だって普通にガーゼに血が出ちゃってますから! あ~ぁ、明日は一週間先延ばしにしてもらったサンゴ水槽の水換えやらなきゃいけないんだよ、海水の方が絶対に雑菌多いから怖いよ。
もうしばらく「黄金の左」の活躍は続きます。