2016/06/08

プチいい石だしてるツアー 

さて、フェイスブックに投稿したC.A.O.活動について。向こうではサラッと書いてありますが、その裏で展開された壮絶な石採取奮闘記をお伝えしよう。
去年YB50で調査した姫川にて本格採集を行うべく車を走らせた、時刻は昼の12時過ぎ。前回コーヒーを飲んだ糸魚川のローソンを過ぎる頃には午後1時を過ぎていた、今回の目標は「山石」なので河口付近では採取できないゆえ、可能な限り川を遡る予定。川に近づけそうな場所を事前にグーグルマップで確認しておいたのだが、どこも入り口がチェーンで封鎖されていて車では近づけない。良い場所が見つからぬまま山中の道を進むと辺りの雰囲気が変わってきた。
路面が木製のつり橋、周囲の鉄骨も良い雰囲気で思わず車を停めて歩いて渡ってみた、この時点で午後3時。橋の下は渓流で石がゴロゴロしているのに川に下りる場所がない、ここまで来るとすれ違う車すらないような状況、集落の家も朽ちているような寂しい道を車で進むと…
だ、大仏?こんな誰もいないような山奥なのに?意味わかんねぇよ、というか怖いぞ。道は大仏の後ろ側を通ってさらに高度を増す。
あ~あ、こんな所まで着ちゃったよ。川に下りるために来たってのに遥か彼方じゃねぇか…と思っていると。
おっ?岩盤から崩れ落ちた石だ。できれば黒っぽいのが欲しかったけど、とりあえずこれも山石だしサンプルがてら持っていこう。ここで4時を過ぎていた。

脇道に入って車を停めて、周囲を散策するのを繰り返し、さすがに疲れました。結局本命は見つからなかったので河口近くの河川敷で、しかも川石を採取することになったのです。フェイスブックの画像は5時を過ぎた頃に撮ったので夕暮れになっています。

久しぶりの石拾いは楽しかった。拾えばタダの石ですけど、やっぱりそれなりに苦労します。1度やってみれば店で売られている値段の意味がわかるかもね。この石を何に使うかはまた後日。