朝８時前に玄関を出るとそれまでギリギリおさまっていた雨がポツリポツリと降り始めました、台風騒動で日本中でうんざりするぐらい雨が降ったにもかかわらず、そこでニヤリとしたのは俺ぐらいだろう。
いそいそと雨具を着込んで880円で買ったアサヒの長靴を履けば準備は完了、あとはいつものようにキックペダルでエンジンを始動させ、暖機運転一切なしで水玉模様が出来始めたアスファルトを走り出す！
５分も走れば雨はいよいよ本降りになってきた、水玉が黒一色になったアスファルトからいつもならそろそろフロントタイヤが巻き上げた泥水が顔めがけて飛んでくるはずなのだが…飛んでこない！ならばと思い水溜りにわざと突っ込んでみたがそれでもなんともない、すごい！やはりフロントフェンダーってすごい！
「なんだろう？この安心感、どこかで感じたことがある…え？か、母さん？フロントフェンダーの半分は母さんでできているんだ！」
わかる人にしかわからない。いや、むしろ誰にもわかって欲しくない表現方法でもうしわけございません。それはさておき、たった10cmのフェンダーでここまで変わるのは意外でしたが、男気としてはやはりこの10cmはあきらかに「負け組」であります。
