2013/11/19

電工石火

一昨日のコレを書いて覚悟を決めた私は、直後にある買い物をしました。今日届いたそれは「ハイヒッキー!」スチール製の電線管を曲げるための道具で、トイレ工事などで活躍していたアレです。
あの時はお世話になった流離の電気工事士(CN:サンダーショット)からお借りしていたのですが、男なら誰でも1本持っていたほうがいいだろうと。ただし、新品だと見た目のショボさからは想像できないほどの高額商品なので使い込まれた中古品を買ったわけです。届いたヒッキーを見ると鉄パイプの先に重厚な鋳鉄の機具が付いていて、またその使い込まれた感じがクール…これは宇多田ヒカルカスタムするしかないだろうと。

ますば鋳鉄部分を「何でもカッコ良くなる色」の塗料でペイント、持ち手の鉄パイプ部分は程よく錆びているのでそのまま、その代わり「セブンス専用備品」という意味のステンシルをつや消しの黒で入れてやり、仕上げに「貼るだけで何でもカッコ良く見える」P.F.Sのガムテープを持ち手部分に巻いて完成!このガムテープは非売品なので発送してもらった梱包から1枚ずつ丁寧に剥がして保管しておいた物。ここが地味ながら強烈アタックなのであります。

ドラクエだったら棍棒の次に強い武器だね、スライムベス一撃で倒せます。さぁ、これからは電工三昧自由自在、曲げて切って捻って回して転がして…何をするのかというとミニSのためにスイッチとコンセントを作ろうってのさ、アクアスカイとブッパのコードが安っぽくてどうしようかとずっと考えていて、コード自体を変えたり隠したりしようと思っていたんだけど、ある時に「そんな事はどうでも良くなるぐらい周囲の環境を作りこめばいいんじゃねぇの?」と思ったんです、製品の存在感を超えてしまえばいいんじゃないかと。しかも最近のアマノ製品はクオリティは落ちているけど、アフターサポートはどんどん良くなってるので変な改造をしてサポート外になるのはもったいないのです。

水景を作るために電気工事から始める男のロマン。火花が飛ぶのは100ボルトではなく魂のサンダーボルト申し訳御座いません。