2016/08/04

ファイヤーワークス

昨日は一家総出で長岡花火に行ってきたんです。

俺にとっては10年ぶりぐらいで、あの時は途中で猛烈に腹が痛くなり、当時のメインだった三尺玉を見ずにマクドナルドのトイレに駆け込んだ記憶しかありません。あの時はマジでギリギリ状態で三尺玉と「俺の三尺玉」どっちが先に炸裂するのか紙一重でした。

当時はフェニックス花火が無くて今回初めて見ましたが想像以上でした。打ち上げに1500万かかるそうです。周囲には必死で画像に収めている人もいましたが、それは野暮というもので、デジタル画像なんかでは花火の魅力は伝えきれないと思います。
視界に収まらないほどのスケール感、空気を振るわせる爆発音、たっぷりと湿気を含んだ夏の風…目の前で一瞬で消え、その直後から記憶にだけ残る感動、いろんな要素が組み合わさってこその魅力だと思うんです。
なので、一眼フィルムならまだしもモバイルでシャッターチャンス狙う暇があれば肉眼で楽しんでいた方が無難。いつでも再生できる花火なんぞにロマンはございません。

長岡花火は二日間ありますが、打ち上げ費用は推測で1日あたり1億、観客は50万人と言われていますので、見物がてら1人1000円使えば…5億円?素晴らしい経済効果。しかも日本有数の規模を誇る花火イベントだけに有力スポンサーも集まってくるという相乗効果。きっと裏には凄腕の策士がいるに違いない。
 
1500万円で50万人の民衆に鳥肌が立つような感動を与えられます。長岡がフェニックスなら上越はオストリッチ、明日の売上げが3000万越えたらセブンスが打ち上げてやる!