海水魚部門終了を決めた翌日に海水魚水槽の掃除を頼まれました…需要があるのは分かっているんです、分かっているんですけど…。
業界内の方々にもコレを読んでいただいているというのは(ある程度)覚悟していましたが、どうやら私の予想している以上にチェックしていただいているようで、朱鷺メッセで初対面の人に会った時「初めましてセブンスの相馬です」という挨拶に対し…
・パンペッド乗ってるっていう…
・カブで山形行った方ですね…
・仕事しないでミニ四駆やってる…
・あの変な店の…
皆さま初対面なのに私のプライベートを知り尽くしていただいて光栄です。というよりも、熱帯魚屋としての褒め言葉のひとつもないんかい!って話ですよ。
そんな皆さま一日のスタート、もしくは帰宅時のひと時、一瞬だけでも現実を忘れさせてあげるために私は今日も筆を走らすのでございます。
先週の台風時に水害現場で活動していたわけですが、そりゃまぁ通りすがりにパシャパシャと撮ってく人の多さといったらありません。例えばその画像を使って「現在この交差点は通行不能ですので注意してください」みたいな投稿で使うならいいですよ。でも、どう考えても違うでしょ?その画像には少なからず「他人の不幸」が含まれているわけですから気安く撮るべきではないんですよ。それにしても一枚の写真の重みって無くなったねぇ、うまい棒以下だね。
その発端が「デジタル化」である事は間違いないわけで、レコードからCDになって曲の価値が軽くなったのと同じだね。最近は書籍でしょ?次は何がデジタル化されるんでしょうね、デジタル化された業界は例外なく価格崩壊を起こして大規模な変化を余儀なくされていますが、アクアリウム業界もそろそろ危ないんじゃないの?
夜の世界もデジタル化されれば稚拙な不倫騒動も無くなるでしょう、人間よりも人形の方が秀逸になる時代もそう遠くないのかもしれません。