2020/12/08

29.チャラ

午前10から午後8時まで営業していた頃はとにかく暇な時間を潰すことだけだった。なので、昼は弁当、夜は家から運ばれる夕食だけが楽しみだった。

それでも飽きたらない日は裏口の外で七輪を焚いて、1人で焼き鳥を焼いて食べていた。

焼くのが面倒な日は歩いて1分のコンビニで菓子を買い、菓子に飽きればその隣の立ち食い蕎麦屋(現在は閉業)のテイクアウト。

当時は食べたカロリーをチャラにするなんていう魔法のような糖分たっぷりの飲み物があったので、食べた分だけガブ飲みする。

人生で最高にデブだった、体型も経営方針もサイテーだった。それが何をきっかけに変わったのか?今は思い出せない。