ある時期を境にヒマな時間を遊びに費やすようになった。おそらく常連さんに貸してもらった「世田谷ベース」の本に出会ってからだと思う。
自転車や原付バイクのカスタム、ミニ四駆とラジコン、店の内装を自分で手掛けるために恵比寿まで買い出しに行ったりもした。
店の床はオイル染みだらけ、いつも何かが焦げた臭いがしていて、とてもじゃないけどナチュラルリラクゼーションの気配すら感じられない空間だった。
でも、この頃が最も多くの人に慕ってもらっていたのも事実。理念が変わらなければセブンスは地元でも屈指の繁盛店になっていたと思う。
まぁ、後悔はしていないけど。