2016/07/24

こういうのでタイムアタックも意外とアリ?

梅雨明け直後の本格的な夏の日差しが照りつける中、セブンス初めての(勝手に)サマーフェスが終りました。

見よ!このダンボールの城壁を。俺が立体コースなんざ持ち込まなければここまでする必要も無かっただろう。そしてすでに焼却され灰になっていると誰もが思っていた極悪セクション「アウトオブケージ」が墓場から甦ってきているではないか!
さらにその奥に見えるのが今回のメインだった「サマードリームデストロイヤー」である。フルスピードでジャンプしたマシンがデジタルコーナーに突っ込むという真夏の悪夢。さらに二段スロープの着地をキメないとバンクに向かって加速できない二重殺。最後はガーデンマットの切れ端を利用して作った「黒モヒカン」が待っている、減速効果バツグンなのは言うまでもない。

そして想定外だったのが夏の暑さである。垂直バンクは室内使用を前提として作ったもので、こんな炎天下で使うとは思ってもいなかったのだが、バンク斜面に貼り付けたプラ板が熱で膨張してしまい波打った状態になってしまったのだ。ただでさえグリップが重要なセクションなのに、小刻みにジャンプしてしまってはグリップどころの話じゃない。対策としてバンク前のストレートを長めにしてみた。

気合の入った子供たちが開始1時間前から待っていて、いよいよイベントが始まった。最初の子がチャレンジ、デストロイヤーでアウト。うんうん、それでいい。容易く物が貰えるような人生ばかりじゃないのだ!次の子もデストロイヤー、その次の子も…徐々に会場がザワつき始めて「これってクリアできるの?」みたいな言葉が行き交う…やっちまったか俺?
そして6人目ぐらいの子供だっただろうか、その子のマシンは見事にバンクを駆け上がり会場は拍手で沸きあがった!その時一番喜んだのは俺だったというのは言うまでもない。

大人も含めて30人程度のチャレンジが終った時点で成功率は1割(つまり3人)、さすがにこのままではマズイのでスロープ後のストレートを1枚から2枚に変更し、成功率は3割程度に上昇。子供も何度か挑戦すればカキ氷券をゲットできるというセブンス企画らしくない素晴らしいサーキットになりました。
黒モヒカンは本来、低速トルク重視のマシンを封印するための上級封じセクションでしたが、逆に素組ノーマル少年たちの墓場となってしまい大失敗…。

炎天下の長い2時間でありましたが、楽しく過ごさせていただきました。日頃閑散としている商店街にこれだけの人を呼ぶのは大変な事だと思います、今まで「来客」としての参加でしたが「運営側」から見るとその苦労がよく分かります、頑張って続けていけばもっと伸びしろのあるイベントだと思うので、今後できる事があれば(依頼があれば)お手伝いさせていただこうと思います。

なお、ビンゴ大会についてはフェイスブックの方に書いてありますのでどうぞ。

 「フェイスブック クリエイティブ アクアリウム」で検索