2019/07/19

ノリタケ。

来月は早々に臨時休業があります、8月4日は新潟県消防競技会の手伝いがあるので、店舗はお休みです。それでも夕方からは営業すると思いますが、とりあえず告知上は休みって事で(昼飯でビール飲むかもしれないし)。

お盆期間は定休日通りになると思います。今年はお盆と定休日が完璧に重なりましたので、いつも通りで大丈夫でしょう。


法人設立届出書ってのを出すために地域振興局(税事務所)に行ってきたんですよ。昭和感満載の古い建物ですがこの施設に入るのは2度目で、前回は25年前にパスポートを作りに行った時。当然その頃は産業廃棄物になんぞ全く興味がなかった頃ですから全くのスルーでしたが、今回はエントランスに立ったと同時にその「匂い」というか「気配」を感じずにはいられなかったのです。

さすがに公共施設だけあって内部はリフォームされている部分も多かったのですが、トイレの入り口周辺は当時のオリジナルと思われるタイル張りの壁が残っていたのです。

まるでトイレに巣食う地縛霊に誘われるように無意識に入室、まずチェックするのは小便器の形状と床の劣化跡の食い違い。ここがズレていると途中で便器が変えられたという事になるが一致しているので当時物の可能性大。

あまり見かけない形状だがロゴマークはどこかな…

 !!!

「Toyo toKi」キターッ!1960年代のヴィンテージTOTO便器がこんなところに現存していたとは!手洗い場のシンクも当時物っぽい、蛇口がセンサー式に変えられているのが残念だが、保存コンディションは悪くない。さすが公共施設だけあって清掃は行き渡っていたようである。ハウスのトイレに欲しいなぁ、この建物ぶっ壊さないのかな?

それにしてもエントランス直ぐのトイレだけに一番酷使されているのがココだろう?って事は、上層階のもっと利用率の低いトイレなら蛇口とか配管まで(女性用便器も)オリジナルのままなんじゃないの?散策してぇ、でも明らかに不審者だよな。

この建物は壊しちゃいけないよ、上越の貴重な財産になるからね。なぁんて、そんな価値も分からずにダサい建物に変わっちゃうんだろうなぁ。