ペントラッチャ水槽のメンテが終わり、店を出ようとしたらオーナーの高波さんがエスプレッソをご馳走してくれるって事で、犬のように尻尾を振ってバーカウンターへ駆け寄りました。
旨味と香り凝縮された濃厚なエスプレッソには、たっぷりの砂糖が入れられ、午前の目覚ましに最高の一杯。
一口飲んで「うめぇ…」こんなのが毎日飲めるなんて羨ましい…なんて思っていると、話題がお天気トークから難しそうなビジネス戦略論に変わり…「どう思いますか?」と。
えっ!?俺の考え?いやいや、次元が違い過ぎるでしょ?こんな企業に対して1人で好き勝手やってる俺のビジネス論なんて参考にもならないよ!
っていうか、話をするのが下手になってきているような気がするんだよね。接客をしなくなったせいなのか?ピアノの練習をサボるとすぐに弾けなくなるのと似た感覚。
エスプレッソのカップを持ちながらも飲むのを忘れて無い知恵絞るが、出てくるのはありきたりなことばかり…何言ってんだろ俺。
強烈なカフェインか、はたまた頭脳のオーバーヒートが原因か?のぼせたような感覚で店を出ました。
エスプレッソの代償は大きすぎた。