2021/01/31

59.一人の苦しみ

1人で店番をしていると避けられない絶体絶命のピンチというのに遭遇する。

その日は朝から熱があって、午後には立っているのも辛いほど熱が上がったらしく、早退させてもらおうと考えている時にお客さんがやってきた。

いろいろ相談ごとがあったらしく話が長くなってしまい、フラつきながらも「この人が帰ったら店を閉められる」と自分を励ましながらギリギリのところでお客さんは出て行った。

良かったぁ、早く入り口を閉め…というタイミングで「もう一つ聞き忘れた事がありました!」と、まさかのリバース!

その後の記憶はない。