河原を2時間歩き回りましたが結局大当たりの石には出会えず、小さめのを少量持ち帰るだけに終りました。今までなら楽しんで行えた作業でしたが、往復2時間の運転を含めての今回の行程が体に堪えるあたりに老いを感じます。山ヒルに襲われながら石探しに野山を駆け回ったあの頃がなつかしい…
石や流木を探すのならこの時期が一番。暑くも寒くもないし、蚊とかアブ、臭い虫もほとんどいませんからね。セブンスで初めて石を買う人には必ず「そんなモノは拾ってきなさい」と伝えています、だってあるんですから、その辺に。
今まで意識していなかっただけで、目線を切り替えれば必要な物が意外と身近にあるものなのです。そして収穫は拾ったものだけではなく、かけがえのない経験にもなるのです。
ではここで問題です、この川の下流は右と左どちらでしょうか?
最近の石組はビジュアルばかりに気を取られて大切なものを見失っている気がします。画像を見れば一目瞭然、石の並び方には必ず理由があるわけで、こういう「本物」を見ることによって自分の中の感覚をリセットすることができると思うのです。
それにしても、この石の並び方…見事に同じ方向、同じ角度でした。水の力ってスゴイと思いませんか?