高校生の頃、冬の週末となれば毎週のように友人達とスキーに行くほどウインタースポーツが大好きだった。
フォームや技の解説ビデオを買う金を節約するために、深夜の民放スキー番組を録画して、放課後の理科室のモニターで勉強会をやっていたほど。
その番組の中で海外のゲレンデが紹介されていた。普段は雲の上に位置するぐらい標高の高いゲレンデは、青空と雪の白とのコントラストが美しく、山全体を駆け抜けるように楽しめるようなロケーションだった。
いつかココで滑りたい!
夢見る気持ちでいた中で、かすかに聞こえたナレーションが「この場所はセブンスヘヴンズと呼ばれ、地球上で7番目に天国に近い所と言われいます」、決めた!
スキーとアクアリウムショップ、二つの夢が重なったこの名前にする!
かくして、高校3年の時点で店名が決められたのである。ただし、ナレーションがそのように聞こえただけであって、そのゲレンデや名前が本当に実在するかは不明である。