背丈を超える大鎌を一振りするだけで、一瞬にして何人もの人がこの世を去ってしまいます。
死神に歯向かうことはできません。何故なら人間は神様達が行なっている「繁殖ゲーム」で遊ばれているだけなのです。
増やすだけの遊びで、そのあとの事は全く考えず、時折有能な個体だけが重宝され、能力のない人間は飢え死にします。
最終的に増えすぎた人間を間引くために死神がやって来るのです。
この世には生まれた瞬間から悲劇が始まる生き物が多くいます。その生き物達の悲痛な遺伝子がウィルスを介して私達に復讐しているのかもしれません。