昨日のつづき
火災出動はね、急激に緊張状態になるので一度起こされるとなかなか寝付けないんですよ。だから帰宅して、布団に戻ってようやく落ち着いたかと思ったらもう朝の6時で、結局直行しても同じだったんじゃないか?なんて。
出勤ラッシュ前の空いた道路を走って平屋に到着。黒いツナギ姿にヘッドライト付きの消防メットを装着。いよいよ本番の時間。
理由はわからないが、押入れの天井をグイっと上げると忍者屋敷のように天井裏へのアクセスルートが出現する。さすが平屋だけあって、天井裏は思いのほか広いようである。さっそくヘッドライトのスイッチを入れると…ギェ!
部屋側の天井から打ち込まれた釘やビスの頭が無数に天井裏に突き抜けて針山のようになっているではないか!これは危なかった、ライトを点けずに侵入していたら足の裏が穴だらけになっていただろう。スペランカーだったら即死だな。
針山の上に新たに足場の木を置きながら最深部まで到達。そこには事前にブレーカー側から天井に送り込んだ15メートルのケーブルがドクロを巻いていた。よしよし、あとはこいつをエアコンの部屋まで伸ばせばオッケーだ。
さすがに狭い所を動き回っているだけに汗が出てきたが、昼間に比べれば天国だろう。こちらも事前に穴を開けておいたオフィスの天井裏から、伸ばしたケーブルをスルスルと下ろして作業終了。作業時間は30分、上出来だ!
やったぜぇ。スペランカートラップを除けば天井裏はある程度作業できることが分かったので、今後の配線計画の参考になりました。
いやぁ、それにしても先が長い。引越しできるはいつになるのだろうか…