2020/08/25

人生初体験「臭くて読めない」

ざっと調べたところ、予算内での手押しポンプの選択肢は「日本製中古品」「アメリカ製っぽい中古品」「怪しげな格安品の新品」の三つ。耐久性、補修部品の確保の事を考えると日本製で間違いないことは確実。アメリカ製は出どころの割には格好良くないのでナシ。まさかダークホースは怪しげな格安品である。

鉄製の国産なら中古でも1万越えの中で、ステンレス製の新品で5000円以下という驚愕プライス。そして不覚にもその(安く作るための)削ぎ落とされた姿が私のB級神経を族々させるのです!

ただし、購入レビューを見ると必ず書いてある「価格相応」の一言。少なからず妥協と改良は必要であるが、ならばそれを見越して一番安い値段で買ってやろうと、ネットを調べてヤフオクの4410円(送料無料)で購入。

そして数日後(というか昨日)Amazonの段ボールが届いたのです。おや?アマゾンでなんか何も買った覚えがないけどなぁ…と、開けてみたらポンプが入っていて驚き。伝票はヤフオクの出品者からギフト扱いで送られて来ていました。もしや!?

急いでAmazonで同じポンプを探してみたら3980円で売ってやがった!やられたぁ!

もっと安く買えたという後悔と、無在庫販売に乗せられたという悔しさのダブルパンチ。そりゃルール違反ではないけどさ、明らさまに転売って分かるように送るってのもヒドイよな。でも、こんなの売って利益200円ぐらいでしょ?そこまでして小銭稼ぎたいかなぁ?

気持ちを切り替えてポンプを見てみる。想像よりも小さい、2リットルのペットボトルぐらいか?そして「錆びるステンレス」という謎の物質でありながら、見た目だけはスッキリしていて良い。

そしてこれがピストンで、このゴムが弁になって…クサッ!!

なんだこの激臭ゴムは!?どんな原料使えばこんな臭いになるんだよ?そのゴム弁には読めない漢字が刻印されていて、製造国は容易に想像できる。その国はウンコからゴムを精製する技術を持っているのか?ある意味ノーベル賞もんだよ。

設置の前に「精度」「強度」「臭い」あらゆる対策カスタムが必要である。水を確保するって大変なんですね。