2020/06/12

50歳になったら再び火を入れます

先日熱く語った「上越ナンバー」ですが、日本のダサいナンバープレートにこだわりを持つこと自体が一番ダサいことに気づきましたので、今後は無視することにします。

そんな上越ナンバーのパネルバンは納車目前、おそらく来週にはやって来るのではないかと思います。

現地ではコンディションの最終確認が行われているらしく、最後に燃料を満タンにしたところで、まさかの事態が発覚したそうです。慌てた様子で電話がかかってきて…

  「相馬さん、すみません!ガソリンメーターが動かないんです!」

説明によると、燃料計を修理するにはエンジンを降ろさないと作業できないそうで、とても1週間で行える作業ではないらしいのですが、熱心なお詫びと説明に対し…

 いや、別に動かないままでいいっすよ。

そう、車屋さんは今までの私の車歴を知らなかったわけで。何を隠そうヤマハミントのフルカスタム「ミンチョ」の生みの親である私にとって、燃料計など子供がスーパーカーチャリに付けるオモチャ同然の代物であると。

男なら乗り物に乗るときは常に五感を研ぎ澄ませて乗るもの。エンジンの吹け上がり、足回りのきしみや、内燃機のノイズ、ましてやガソリンの残量なんてのは意識せずとも把握して当然だろうと。

過去の私を知らない方のために説明しますと、全てを削ぎ落とすという私のアクアリウムスタイルは今に始まったものではなく、ショベルのハーレーダビッドソンに跨ったその時から始まった物語でございます。「ハンドルに付けられる唯一の装備はアクセルのみ」というチョッパーの慣わしに従ってチャリのブレーキを取り去ったのもこの頃。死にかけましたのでマネはしないでください。

今や仕事一筋の私ですが、あの頃の魂まで死んではおりません。濾過とブレーキはオカマの道具、リジットな毎日で申し訳御座いません。